新型コロナウイルス

検察官の定年延長、今国会断念 批判受け異例の転換、政権に打撃

政府、与党は18日、検察官の定年を延長する検察庁法改正案の今国会成立を断念した。世論の強い批判を受け、安倍政権が法案採決方針を転換するのは異例。新型コロナウイルス対策にも影響しかねないと判断した。安倍晋三首相は官邸で自民党の二階俊博幹事長と会い「国民の理解なしに前に進められない」と伝達。自民、公明両党は幹事長会談で継続審議と決めた。今国会の注目法案が成立見送りに追い込まれたことで、首相の政権運営への打撃となった。
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「束ね法案」として一本化している国家公務員法改正案と共に継続審議とする。秋の臨時国会で議論する考え。

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