新型コロナウイルス

WHO パンデミック時期の組織の行動実績を評価へ

世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は、近日中にも新型コロナウイルスのパンデミック期間のWHOの行動についてWHO自身が実績評価を行うことを明らかにした。
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アダノム事務局長は第73回世界保健総会の閉会の辞でこうした声明を表した。

コロナ批判の矢面に立つ世界保健機関 何が上手くいかなかったのか?
「WHOは透明性、アカウンタビリティ(説明責任)の原則に完全に従っており、自己の活動の不断の改善を目指している…。このため保健の分野、WHO自身の分野でのグローバルな安全の強化のためであれば、いかなるイニシアティブも我々は歓迎する。」

アダノム事務局長はこの声明の他に、「WHOの行為を含むが、それに必ずしも限定されないパンデミックへの国際的な反応措置を深く、複合的に評価する呼びかけ」の決議を採択した諸国に謝意を表した。

これより前、トランプ米大統領はWHOのアダノム事務局長に書簡を送り30日以内にWHOの「大規模かつ本格的な改善」を要請し、これが行われない場合、WHOへの資金拠出を恒久的に停止すると威嚇した。

WHOはトランプ氏からのこの書簡に応える用意を表明している。

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