中国が国防費を増額へ

中国は国防への要望から2019年比6.6%増の1兆2580億元(約19兆円)の国防費の支出を見込んでいる。予算案は開催中の全国人民代表大会の審議の中で承認されることとなる。
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昨日、記者団に対し全国人民代表大会の公式報道官である張業遂氏は、中国の国防予算は長期的なもので国内総生産(GDP)の1.3%未満となり、「2.6%となっている世界の平均よりはるかに少ない」と強調した。

米国の2020年度軍事予算 ロシアの16倍に相当 露国防相
22日、中国国務院総理の李克強氏は、2020年に新型コロナウイルスの拡大によって生じた問題から、中国のGDPの成長目標は確定されていないと表明した。

李氏は、2020年の第1四半期ではウイルス感染から中国経済の成長が6.8%低下したと指摘した。

この間、2019年の世界の軍事予算は2018年比で3.6%増の最大1兆9170億ドル(約207兆円)となったことが報告されている。軍事費の支出で上位を占めるのは米国とロシア、サウジアラビアで、アジアでは中国とインドとなっている。また、ドイツはもっとも支出の増加が著しい国となった。

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