眼科医が語る 新型コロナウイルスと治療薬が目に及ぼす悪影響

新型コロナウイルスが視力に与える悪影響について、ロシア国家院の健康管理委員会の専門家で、眼科医のタチアナ・シロワ氏は出演したラジオ番組で語った。同氏によると、目がウイルスの「入り口」になることが確認された研究結果があるという。
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ラジオ局「モスクワは語る」の番組でシロワ氏は、「目の表面だけではなく、血流への侵入など、目の内部構造を襲う数種類のウイルスの挙動はよく知られている」と述べた。

シロワ氏は、新型コロナウイルスが目に侵入した場合、網膜やぶどう膜、視神経が冒される恐れがあると指摘した。

抗マラリア薬「ヒドロキシクロロキン」で死亡率増加 新型コロナ
さらにシロワ氏によると、新型コロナウイルスの治療に使用される薬は、視力を悪化させる恐れがある。同氏はその薬の例として、ヒドロキシクロロキンを挙げている。

「ヒドロキシクロロキンは、網膜の中心部で悪い変化を引き起こす。つまり、視力や遠近調節の機能を悪化させ、強い光を受けた時にまぶしく感じる『羞明』(しゅうめい)を引き起こす恐れがある。さらに長期間服用すると、網膜症を発症する」

フランス医薬品・保健製品安全庁(ANSM)は26日、ヒドロキシクロロキンの臨床試験を予防措置として一時的に中断する意向を発表した。

世界保健機構(WHO)の専門家グループは25日、新型コロナウイルスに対する効果を確かめるヒドロキシクロロキンとクロロキンの臨床試験を、死亡リスクの増加を理由に中断すると発表した。

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