露とサウジの新たな原油価格戦争のきっかけが見つかる

石油輸出国機構(OPEC)と非加盟主要産油国からなるOPECプラスが4月に合意して終止符が打たれたロシアとサウジアラビアの原油価格戦争が、再び勃発する可能性がある。
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6月9日~10日に予定されている次回の会合を前に、7月1日からの合意履行に関するパラメータについて当事者の意見が分かれている。ブルームバーグ通信が報じた。

消息筋によると、ロシアは調印された合意に厳密に従って生産量を増やす予定。

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一方、サウジアラビアとそのOPECのパートナー国は、現在の価格水準に不満を抱いており、現在の状況は既存の制限をさらに2ヶ月延長するためのきっかけになると考えている。

合意によると、産油量を5月と6月は日量970万バレル削減、7月1日から2020年12月末にかけては日量770万バレル減産する。

現在の状況は、3月上旬の状況に似ている。当時サウジアラビアは新型コロナウイルスの大流行と需要崩壊を受けて生産量を日量150万バレル削減することを要求したが、ロシアは現行の割当量の維持を望んだ。

結果、双方の意見の一致は見いだせず、合意には至らなかった。


4月、サウジアラビアは生産量を大幅に増加させ、ロシアをはじめとした競争相手を市場から排除するために記録的な割引を顧客に提供した。

このような対立は石油業界にとって前例のない問題となり、その問題の大きさを受けて市場参加者は交渉のテーブルに座り、迅速に新たな合意を承認することになった。

合意は5月1日に発効したが、原油価格は引き続き非常に低い水準にとどまっており、供給は依然として需要を上回っている。

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