米プロバスケットボールクラブ「シャーロット・ホーネッツ」はクラブを所有するマイケル・ジョーダンさんの発言を公式サイトで紹介した。
発表によれば、ジョーダンさん自らも暴行死の事件を受けて「深く悲しみ、苦しみ、憎悪に駆られた」という。ジョーダンさんも抗議活動の参加者らと同じ「痛み、怒り、失望」を抱き、「肌が黒い人たちに対する根強い人種差別と暴力の撲滅」を支持しているものの、不平等に対しては「平和に抗議しよう」とファンに呼びかけた。
私たちが力を合わせることで、首脳部は法律を変えるだろう。あるいは、私たちの声が制度変革をもたらすだろう。
このようにジョーダンさんは記し、抗議活動における暴力に否定的態度を示した。
ジョージ・フロイドさんの死は米国内の抗議のうねりを生んだ。波紋は事件があったミネアポリスからニューヨーク、ロスアンゼルス、フィラデルフィアにも広がっている。米国内25都市で夜間外出禁止令が発動された。
抗議活動は大規模な暴動となり、略奪や放火、警察との衝突にまで発展している。抗議者の一掃には州兵が動員された。
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