イスラエル首相、対イラン制裁を呼びかけ

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は国際社会に対し、制裁を用いてイランを「麻痺」させることを呼びかけた。
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ネタニヤフ首相は、イランが恒常的に自国の責務を違反し、核物質濃縮施設を隠蔽していると非難。また軍事核関連活動を行っていたとされる閉鎖施設に関して、イランがIAEA(国際原子力機関)査察の受入れを拒否しているとあらためて強調した。

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同首相は「国際社会が米国に加わり、対イラン制裁を課す時がやってきた」と発言。新型コロナウイルスは、「イランの侵略」に対抗する「イスラエルの決意を妨げない」と加え、イランに「核兵器の保持」を許さないと約束した。

これより前、イランが核合意条件を大きく逸脱し、不活性化した遠心分離機を再稼働し、ウラン濃色度を急速に上げる計画があるとの報道があった。それまでにも、濃縮度は許容レベルである3.67%を超え、4.5%に達していた。またテヘランの低濃縮ウラン貯蔵量は核合意で規定されている量を上回っていることが明らかになった。

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