暗号通貨のコミュニティはサヴィックス氏の身の上に起きたこの出来事にすぐ反応した。サヴィックス氏がツイッターでこの出来事を報告すると、24時間も経たないうちに同氏のポッドキャストの購読者が約0.7BTC(ビットコインの通貨単位)を寄付として同氏の口座に振り込んだ。
この金額は現在の為替レートでは約6500ドル(約70万円)に相当するが、サヴィックス氏はこれには手をつけず、同氏のウォレットへのアクセスを復元できれば、このビットコインは寄付者に返すと述べている。
仮想通貨取引所「バイナンス」の趙長鵬(ジャオ・チャンポン)氏も今回の事件についてコメントしている。趙氏は、ハッカーが残したアドレスをバイナンス社のブラックリストに登録すると申し出た。さらに、他の仮想通貨ユーザーが引っかからないようにするためにこの犯罪手口について詳しく説明してほしいとサヴィックス氏に提案している。
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