このカメラは児童が何時に登校、下校したか、外部の人間の侵入をチェックする他、発火、校内に放置された不審物や閉じられた敷地にいる人間も監視する。
1校あたり平均20台のカメラが必要とされる。「オーウェル」システムにはNtechLab顔認証モジュールが使用されている。
将来的にはこのシステムは企業で社員の出社自国の管理や、親の子どもの監視にも応用が可能。NtechLab側は社員や児童の顔は本人によるデータ加工の同意を取り付けて、データベースに入れられると説明している。
カメラ設置にかかる費用は20億ルーブル(およそ31億円)以上。
ロシア大統領付属人権会議のヴァレーリ・ファデーエフ議長は、同システムの導入を支持しておらず、これにより逆にデータ漏洩の恐れが発生すると指摘している。
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