スペインが外国人旅行者の受け入れ開始 入国前に3つの検査

6月21日、スペインは新型コロナウイルスのパンデミック以来、はじめて外国人旅行者に国境を開放する。入国者らには事前に3つの検査が行われる。同国のサルバドール・イリャ保健相が発表した。
この記事をSputnikで読む

6月21日よりスペインは、ポルトガルを除く欧州の外国人の入国を許可する。ポルトガルとの移動は7月1日から解放される。このほか、7月1日からこの他の国からの欧州連合(EU)への入国も可能となる。

同相によれば、日曜日からスペインへの旅行者に対し3つの検査が実施される。

新型コロナ 2019年12月にはイタリアで発生 サンプルの排水から検出
書類検査。旅行者はスペインのどの地域を訪れるのか提示しなければならない。また、新型コロナのパンデミック時をどう過ごしたか、どのような条件下にあったかを報告する必要がある。
  • 旅行者の検温
  • 旅行者の目視検査
  •  イリャ保健相はまた、検査のどれか1つが実施されていなかった場合、その人は医療管理の実施義務が生じると述べた。


    4月末、スペイン政府は検疫期間の段階的な緩和計画を作成した。各地域では、感染状況や状況の急変に備えた医療サービスの準備体制にそって、緩和措置がさまざまなタイミングで実行されている。緩和は全部で4段階(0から3まで)となる。3月14日から導入された高度警戒準備体制は、6月21日に終了となる。

    関連ニュース

    コロナパスポート:今後、抗体検査なしで旅行はできるのか

    スペインが外国人旅行者の受け入れ開始 入国前に3つの検査

    スプートニクは新型コロナウイルスに関する信憑性の高い最新情報をお届けしています。特設ページをご覧ください。 

    コメント