露大統領の記事により新たな議論の幕開け=米誌編集長

米ナショナル・インタレスト誌の編集部はプーチン大統領が同誌に発表した第2次世界大戦に関する記事は新たな議論を巻き起こすものと期待している。ジェイコブ・ヘイルブルン編集長がリアノーボスチ通信の取材に応じた中で発言した。
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プーチン大統領の記事は今月18日にナショナル・インタレスト誌に掲載された。同記事はその後、ロシア大統領府の公式サイトや露ロシスカヤ・カゼータ紙にも掲載された。

ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官によれば、同記事は国際的に権威ある雑誌を念頭において執筆されたという。

ナショナル・インタレスト誌のヘイルブルン編集長はプーチン大統領の記事について、「西側の読者がこれまで知ることのなかった、ロシア側の視点を提供するもの」と評価している。

この記事は第二次世界大戦の発生理由について議論を引き起こすだろうし、我々としてもこの記事が過去と現在についてより多くの議論を巻き起こすものと期待して掲載した。このテーマが議論し尽くされたとは考えていない。おそらく、議論し尽くされることはないだろう。この記事により1930年代に誰が何をしたのかについて新たな議論の火蓋が切られる。そして人々はこのことについて再び思いを馳せるだろう。

ヘイルブルン編集長によれば、プーチン大統領の記事掲載についてはロシア大統領府側から提案があったという。

「他国が超音速兵器をもつ時点で、ロシアにはすでに対抗手段がある」=プーチン大統領

ナショナル・インタレストのサイトは1週間当たり数百万の読者が訪れる、権威ある情報源として知られている。記事掲載から数時間後には米ニューヨーク・タイムズ紙がこの記事について報じており、反響はすぐさま広がった。

この記事でプーチン大統領は、ソ連国民の戦争の歴史とともに、自分の家族が戦争をどう生き抜いたかを思い起こし、世界に対し、何によって、何が原因で戦争が起きたかを思い起こし、人類は過去に対して責任を負い、未来にこれを繰り返してはならないと強調している。

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