プーチン大統領 国民に向けた経済的・社会的支援政策パッケージを発表

23日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、国民に向けたメッセージを発表した。その中で同大統領は、新型コロナウイルスのパンデミックの中での国民の忍耐と努力に感謝の意を表明し、また、国民に向けた広範な経済的・社会的支援政策パッケージを示した。
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政策パッケージは次の内容となるが、このことに限定されているわけではない。パンデミック関連のソーシャルワーカーへの支払いの継続、高額所得者の所得税率を13%から15%へ引き上げ、16歳未満の各児童(対象は2800万人)に対する反復した臨時の支給が提示された。

また、プーチン大統領は、労働市場への支援策として次の内容を提示した。失業者の削減、自営業者の身分を18歳から16歳に変更、新たな企業支援措置、特にIT関連分野(所得税率を20%から3%への引き下げ)。

24日、モスクワでは大祖国戦争の戦勝75周年記念パレードが実施される。パレードは伝統的に5月9日に行われていたが、新型コロナウイルスのパンデミックから延期されていた。7月1日にはロシアでは憲法改正の国民投票が予定される。憲法改正は国民の賛同を得ることによってのみ効力が発行される。

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