タンクの内部に入り込んだカメラは、戦車に乗って砲塔のハッチからパレードの出席者たちに立って挨拶する指揮官の足を映し出した。
またロシア空軍のアクロバットチーム「ルースキエ・ヴィーチャズィ」と「ストリージ」の戦闘機が飛行した際には、戦闘機のエンジンからカメラが「飛びだした」。その後、カメラは戦闘機のエンジン部分をアップで捉えた後、しだいに離れていった。
大祖国戦争勝利75周年を記念した軍事パレードは5月9日に予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大で6月24日に延期された。同日は1945年にモスクワの赤の広場で初めて戦勝パレードが行われた日にあたる。