北朝鮮 学校が再度閉鎖へ 原因は集団デモによるコロナ感染者増加か

北朝鮮では、7月1日から再び休校が宣言された。公式発表ではこの措置は、中国での新型コロナウイルスの再流行からの予防目的とされている。ところが韓国の市民団体「北朝鮮民主化ネットワーク」のネット新聞「デイリーNK」は、休校の本当の理由は、北朝鮮で最近行われた集団デモで感染者が増えたことにあるかもしれないとしている。
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北朝鮮は6月3日にこれまでの休校措置を解除し、授業は再開されていたものの、7月からの休校が再度宣言された。同国の教育省は、こういった対策はあくまでも予防のためであり、全国への感染拡大を防ぐためのものと強調している。

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また、同省は7月1日から20日間、学生や学校関係者に自宅での自己隔離を呼びかけている。

北朝鮮当局は新型コロナウイルスの影響で休校措置をすでに数回にわたって延長している。当局は当初、夏休みの期間を短縮することで休校期間の授業を補うように学校に指示していた。

デイリーNKの情報筋によると、多くの北朝鮮人は、韓国への亡命者を非難する集団デモで感染者が増えたことが学校閉鎖の原因だと考えている。

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