ハリポタ最大のファンサイト 作者のトランスジェンダーをめぐる発言で関係を切ると発表

大人気ファンタジー小説『ハリー・ポッター』最大のファンサイトは、同シリーズ作者であるJ.K.ローリング氏のトランスジェンダーをめぐる発言によって引き起こされたスキャンダルを受けて、同氏との関係を切ると発表した。英紙ガーディアンが報じた。
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100万人以上が利用するハリポタファンサイト「リーキー・コールドレン」と「マグルネット」は、今後ローリング氏の公式サイトへのリンクや同氏の写真、ハリー・ポッターの世界と関係のないローリング氏の作品情報を公開しないことを表明した。両サイトは、ローリング氏がトランスジェンダーについて「有害で間違った信念」を持っていると非難している。

ローリング氏は先日、同氏のツイッターでの発言がトランスフォビア(トランスジェンダーに対する嫌悪の意)にあたると非難された。ことの発端は、同氏が「生理のある人」に関する記事とともに、「女性」を意味する類語が何だったか教えて欲しいと冗談めいた文体でツイッターに投稿したことにある。それに対してユーザーはコメント欄で、ローリング氏がトランスジェンダーやトランスセクシャル、その他のマイノリティを軽視していると非難した。

​J.K.ローリング氏は以前、今秋に新たな児童文学書を出版すると発表している。

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