トランプ大統領が独立記念日式典で演説 「左派にも勝利する」

米国のドナルド・トランプ大統領は独立記念日を祝う式典の中で演説を行い、米国はこれまでファシストとコミュニストに勝利したとコメントしたうえで、間もなく左派にも勝利すると明言した。
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トランプ大統領は演説の中で、「米国のヒーローたちはナチストを打ち負かし、ファシストを退け、コミュニストを駆逐し、米国の価値観を維持し、米国人の原則を確立し、テロリストを地上の果てへと追いやった」と発言した。そのうえで、「政府は現在、急進的な左派勢力、マルクス主義者、無政府主義者、扇動者、略奪者を駆逐する過程にある」とコメントした。

​トランプ大統領はこうした「左派」について、「自分が何をしているのか、往々にして理解できない人々」と形容した。

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続けてトランプ大統領は演説の中で、「こうした輩に記念碑を転覆させるわけにはいかない」と強調した。

トランプ大統領によると、こうした集団の目的は歴史を書き換え、次世代のイデオロギーを支配し、米国の原則を踏みにじることにあるという。

ジョージ・フロイドさんの暴行死事件から始まった反人種差別デモ「Black lives matter」の拡大をうけ、欧米各地では植民地時代や奴隷制度と関わりのある人物の銅像を撤去する動きが広がっている。こうした動きに対応するため、トランプ大統領は6月26日、記念碑の破壊行為に対する罰則を強化する大統領例に署名した

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