新型コロナウイルス

新型コロナに対するスペイン人の集団免疫 研究者ら確認できず

新型コロナウイルスに対する抗体が確認されたのはスペイン人のわずか5.2%でしかなく、さらに一部の人たちでは、抗体が発生したのち数週間後には消えてしまっている。
この記事をSputnikで読む

この割合は新型コロナウイルスに対する集団免疫を説明するレベルとしてはあまりに低すぎると、スペイン保健省の今回の研究を引用しテレビチャンネルCNNが報じた。

このほか、研究者らは、研究に協力した人たちの一部では、わずか数週間で抗体が消滅したことを明らかにした。調査が行われ抗体が見つかった人々の7%が研究の第2段階で抗体が消滅し、そして第3段階では14%が消滅した。

カルロス3世保健研究所のラクエル・ヨッティ所長は、後天性の免疫は不完全で、一時的なものとなる可能性を指摘した。また研究では、この結果は、「短期的な見通しで集団免疫を得ることの困難さを反映」したことを示している。

盗まれた人工呼吸器に不良品のマスク  スペインでは医療機器の調達が本当の闘いに
この記事の執筆時点では、サイト「Worldometers」の統計リソースのデータによれば、スペインの新型コロナウイルス感染者数は29万8869人、死者は2万8388人にのぼる。Worldometersによれば、スペインは世界の感染者数リストで6位となっており、1位の米国では感染者数は300万人を超えている。

スペインでは最近再び新たな感染者数の増加が指摘されている。スペイン政府は感染拡大の危険から数十の人気の海水浴場を閉鎖した。休暇で海岸に多くの人たちが訪れた後に現地当局はこうした措置を取り、また、当地では社会的な距離が遵守されていなかった。

スペイン北西部のガリシア州での新型コロナウイルス拡大を背景に、この間解除された一部規制が復活された。4日にはカタルーニャ地方でも規制措置が実施された。

国内の全住民は特別に必要な場合を除き、外出が禁止されている。スペインの国民たちがどのように自己隔離期間を送っているかについては、「スプートニク」の記事をご覧ください。

新型コロナに対するスペイン人の集団免疫 研究者ら確認できず

スプートニクは新型コロナウイルスに関する信憑性の高い最新情報をお届けしています。特設ページをご覧ください。

コメント