友好はウイルスになんか負けない 日露青年交流協議会がアクティブにオンライン始動

2020年3月、ロシア連邦対外交流庁のイニシアチブで「日露青年交流協議会」が立ち上げられた。コロナウイルスのために大人数が集まる実際の会合は叶わないながらも、協議会のメンバーはロシア人も日本人もオンライン形式で活発な交流を展開している。交流活動の詳細についてロシア連邦対外交流庁イーゴリ・チトフ在日代表はスプートニクからの取材に答えた。
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日露青年交流協議会とは?

日露青年交流協議会はロシア連邦対外交流庁と日本のNPO「一般社団法人欧亜創生会議」の合同で立ち上げたプロジェクトだ。協議会も創生会議もその公式サイトは現在制作中なため、青年交流に関する情報の全てはロシア連邦対外交流庁駐日代表のFacebookで公開されている。

チトフ代表によれば、交流にはロシアに興味を持ち始め、ロシア語の学習を開始し始めたばかりという人から、立派な言語知識を持ち、ロシアへのビジネス展開のチャンスを狙う若い専門家まで様々な若者が参加している。

友好はウイルスになんか負けない 日露青年交流協議会がアクティブにオンライン始動

コロナウイルスのパンデミックのために、現在は実際に顔を合わせる会合の機会は奪われているものの、チトフ代表はZoomを通したオンライン交流に意外なプラス面を発見したとして、自身の驚きを次のように話してくれた。

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「今の段階では実際にアーティスト、音楽家を招いての文化イベントはできないのは確かに非常に残念です。おもしろいアイデアはたくさんありますが、これにはまだ時間がかかります。それでも驚いたことにネット形式はある意味で生の交流より勝る点が多いことがわかりました。日露青年交流協議会のメンバーは東京だけに限りませんし、私たちのアイデアを最小限度の出費で最大数の参加者を網羅して格段にスピーディーに実現することができます。事実上、露日間のオンライン交流でここまで成功した初めての例となりましたね。」

チトフ代表によれば、日露青年交流協議会の実施形態はレクチャー形式というよりは「クリエイティブな交流」で月に1~2回の頻度で実施されている。これまでにすでに3度のオンライン討論が実現されており、毎回30人から50人が参加している。3月末に実施の初のテレビ会議はロシアの大学教育がテーマ。参加の日本人たちはロシアには無償で教育、実習が受けられる大学が500校近く存在することを知った。この他にチトフ氏は、ロシアが外国人学生に労働を許可する新たな規則が誕生したことを明らかにしている。学びながらハイテク企業、スタートアップで仕事をしたいという人には重要な情報だ。仕事については近日中のオンライン会議のテーマに挙げられていて、詳しく紹介される。

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2回目の会議はロシア人政治学者のドミトリー・エゴルチェンコフ氏とロシアの専門家として有名な石川 一洋氏を招いて行われ、コロナウイルスをめぐるロシア、日本それぞれの状況と、パンデミックで国際関係がどう変わるかをテーマに討論が行われた。

そして先月6月に行われた3度目のオンライン会議では、2人のロシア人日本語通訳アナトーリィ・ソンツェフ氏、タチヤナ・クドヤロヴァ氏が招かれ、プロの通訳となる道で突き当たる困難について両氏のお話を伺った。参加者は、通訳の仕事というのは、とても複雑で多面的なものであり、言語能力だけでなく、芸術家としての才能や精神的な覚悟、すべての分野における幅広い知識が必要という見解で一致した。

ロシアに行きたくなる100の理由

チトフ氏は日露青年交流協議会のイニチアチブで、先日インスタグラムに「ロシアに行きたくなる100の理由」のアカウントが創設されたことを教えてくれた。このインスタではインタラクティブ形式でロシアやロシア語についての思いがけない事実がたくさん紹介されている。チトフ氏は、ロシア連邦対外交流庁はこの情報満載のインスタのさらなる充実を大いに手助けしていくと語っている。

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