現時点では気密性が失われた時間は15分間ほどだったと考えられている。現場には災害処理班が駆けつけており、パイプラインの作業は一時中断されている。同社代表によればこれによる人命、人体への危害はないと発表している。
「ノリリスク・ニッケル」の子会社が漏洩事故を起こした例はこれが初めてではない。
6月末も選鉱工場で廃棄物の漏れだす事故が起き、重金属など危険な物質による汚水がツンドラに流れ出している。
これより前、ノリリスクの「ノルニッケル」社の第3火力発電所でもディーゼル燃料タンクの流出事故が起きている。計20,000立方メートルのディーゼル燃料が流出したが、この事故による被害者はでなかった。