伊ベネチア、ゴンドラの乗客数制限へ 社会的距離...ではなく旅行客が太りすぎのため

ベネチアではゴンドラの最大乗船客数を6人から5人に減らすことを決定した。理由はコロナウイルスによるソーシャルディスタンス(社会的距離)ではなく、乗客の体重増加だという。ゴンドリエーレ協会のアンドレア・バルビ会長は、この10-15年で旅行客の体重が増えていると指摘した。
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ガーディアン紙によると、別のゴンドリエーレ協会で会長を務めるラウル・ロヴェラト氏はもっと分かりやすい言い方をしている:「最近の旅行客は太りすぎ。一部の国の旅行客が乗ると爆弾を積んでいるようだよ!過積載でゴンドラの船体が沈んでいる。500キロの肉の塊を載せて航行するのは危険だ。」

ロバやゴンドラに乗って 自動車移動が禁止されている世界の7つの場所
ゴンドリエーレは客の体重を一人一人測ることはできない。そのため乗船人数を制限することにした。ベネチアの小運河を回る「da nolo」号の乗客は最大5人、グランド・カナルのルートに使用される「da parada」号の乗客は14人から12人になる。

2018年、旅行者の体重が原因でギリシャも制限に踏み切った。動物愛護団体がロバの脊椎損傷に苦情を申し入れたことから、サントリーニ島(ティラ、サントリーニ)では旅行者がロバに載って移動することは禁止された。


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