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「表彰台にあがったのなら、ライバルはハグしなさい」 フィギュア界に汚い対立があるかの問いにメドベージェワが答える

「ライバルのスケート靴にガラスが入れられるって本当?」平昌五輪銀メダリストのロシアのエフゲニア・メドベージェワ選手は時にこういう質問を受けることがあるという。メドベージェワは、女子選手の間にはリンクを一歩下りれば過酷な対立や汚い手口の闘いがあるという噂について、真相を語った。
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メドベージェワは、元フィギュア選手トーニャ・ハーディングを描いた伝記映画『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』が上映されると、女子フィギュア選手らはリンクの外で汚い手口を使って相手を貶めようとするのかという質問をなげかけられるようになったと語っている。

「ライバルのスケート靴にガラスを突っ込んだりするのかとか、衣装を引き裂いたりするのか、相手の脚を怪我させるために誰かを雇うことがあるのか」という問いを、メドベージェワは実際受けたことがあるという。

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「スポーツ界にはすでに長年にわたる寛容の精神が存在しています。時にこれは不自然に表されることもある。私たちだって人間ですからね。でもふりはしなければならない。表彰台にあがったのなら、ライバルはハグしなさい。相手が勝ったのであれば、もっと練習しろ、ということです。」

メドベージェワは2020/21シーズンのロシア代表に選出されたが、現在、ロシアの国境が閉鎖されているためにモスクワに留まり、ロシア人コーチと練習を続けている。ショートプログラムの練習はソ連功労コーチのタチアナ・タラソワ氏が指導している。

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