同宇宙船に搭乗するのは、NASAの宇宙飛行士で艦長を務めるシェーン・キンブロー氏とメーガン・マッカーサー氏のほか、日本人宇宙飛行士の星出彰彦氏とフランス人のトマ・ペスケ氏。クルードラゴン2号機は2021年春に打ち上げられ、宇宙飛行士らはISSに約半年間滞在する予定。
NASAによると、ロシアのソユーズ宇宙船で既にISSに到着した3人の宇宙飛行士に、クルードラゴンで向かう4人が合流する。NASAはこの増員によって、ISSで行う科学的な研究量が倍増できるとしている。
クルードラゴンにとって初の有人試験飛行は、宇宙飛行士2人を乗せて5月に実施され、地球への帰還は8月2日を予定している。帰還後、NASAとスペースX社は、宇宙飛行士を定期的にISSの軌道に向かわせるため、同宇宙船の認証手続きを完了させる。クルードラゴンによるISSへの初の定期飛行は、9月下旬を予定している。
関連記事