ティックトック 米国のユーザー1億人に米政権への発言を促す

ドナルド・トランプ米大統領は6日、中国の短編動画投稿アプリ「ティックトック」を運営するバイトダンス社との取引を9月下旬から禁止する大統領令に署名した。これを受けてティックトックは公式サイトで、米政権の法の支配へのコミットメントにより、この大統領令がグローバル企業の信頼を損なう恐れがあるとの声明を発表した。
この記事をSputnikで読む

その声明では、今回のトランプ大統領令が、数十年にもわたる米国での投資、米国経済の成長を刺激してきたグローバル企業の信頼を損ない、言論の自由と開かれた市場の概念に危険な前例を作ることになると述べられている。

TikTok 売却による利益の一部は米財務省に納められるべき=トランプ大統領
声明でティックトックは、同サービスが中国当局とユーザーの個人データを共有したり、中国政府の要請に応じて投稿されたコンテンツを検閲したことはないと改めて表明した。さらにティックトックは、米国の司法制度において自社が利用できるあらゆる救済措置を追求すると述べている。

声明の最後では、米国の1億人のユーザーに対し、「自己表現の家」を守るために立ち上がるように求めている。

「ティックトックのユーザーとして、クリエイター、パートナー、家族として、あなたにはホワイトハウスなどの選挙で選ばれた役人に自分の意見を発言する権利があります。そしてあなたには、その答えを聞く権利があります」

関連ニュース

コメント