国際社会がレバノンに人道支援 ベイルートの大規模爆発を受けて

国際赤十字・赤新月社連盟はレバノンの首都ベイルートで起こった爆発事件による被災者を救済するため、2000万スイス・フラン(約23億円)の予算を申請している。そのほか、欧州や近隣諸国が次々と支援物資を被災地に送っている。
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国際赤十字・赤新月社連盟はレバノンの首都ベイルートで起こった爆発事件による被害者を救済するため、2000万スイス・フラン(約23億円)の予算を申請している。これらの予算はいずれもレバノン赤十字社に拠出される予定。

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さらに国際赤十字社はレバノンへの支援金として2020年中に追加で4000万ユーロ(約50億円)を確保する。

そのほか、レバノン国際支援国会議、英国、フランス、ドイツ、スペイン、クウェート、デンマーク、キプロス、日本がレバノンへの人道支援を表明している


4日、ベイルートの港で大規模な爆発が発生し、その際に生じた爆風が街を襲った。最新情報によると、150人以上が死亡した。爆発の影響からたくさんの建物が壊れ、窓ガラスが割れる事態となった。

ベイルートでは8日、数千人が反政府デモに参加し、政府の退陣や改革を要求した。デモは大規模な衝突に発展し、デモ隊は4つの政府庁舎と銀行協会のビルを占拠した。内務省は、治安機関職員1人が死亡したと発表した。

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