ソマリハネジネズミは、ハネジネズミに属する小型哺乳動物。別名ゾウトガリネズミ、あるいはソマリアセンギとしても知られている。
ソマリハネジネズミは最大時速30キロで走り、ゾウのような鼻でアリを吸い込むことができる。この動物は、野生生物保護団体「グローバル・ワイルドライフ・コンサベーション」が作成したリスト「25大最重要探索対象消失種」に含まれていた。
研究者らは2019年、消失したソマリハネジネズミを探索する遠征調査を実施。
その調査に参加したのは、米デューク大学のスティーブン・ヘリテージ氏、ジブチ自然協会のフセイン・ラヤレ氏。調査チームがソマリハネジネズミが生息するとみられる場所に1000個以上のわなを仕掛けたところ、個体12匹を確認。調査チームはソマリハネジネズミの写真と映像を初めて撮影した。
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