米国に対イラン制裁再開を要求する資格なし=EU上級代表

米国は「イラン核合意」として知られる包括的共同行動計画(JCPOA)から一方的に離脱しており、この枠組みでイランに対する制裁を再開するよう要求する権利はない。ジョセップ・ボレル・ フォンテジェスEU外務・安全保障政策上級代表がツイッターへの投稿に記した。
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先にトランプ米大統領は、国連安保理決議2231号に基づく対イラン制裁を復活させる手続きを開始することを国連に通知するよう米国務長官に指示したことを明らかにした。米国によると、制裁は国連への通知から30日後に復活する。

これに対しボレルEU上級代表はツイッターに投稿した中で、米国は2018年5月8日にイラン核合意を一方的に離脱しており、国連安保理決議2231号に基づく対イラン制裁を再開させる上で米国が主導権を持つことはないとした。

そのうえでボレルEU上級代表はJCPOAの継続と参加国による合意内容の履行を保証するため、最大限努力していくとした。

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