ディアンジェロ被告には1970年代から80年代に犯した殺人罪が認められた。今年6月に同被告は司法取引を行い、犯罪を認めたため、検察は死刑を求刑しなかった。
同被告は殺人約150件および暴行約50件を犯したと推定されているが、最終的な罪状にはこれらは含まれなかった。
「ゴールデン・ステイト・キラー」は米国史上最も捜査に時間がかかった連続殺人犯で、40年近く逮捕することができなかった。
ディアンジェロ被告は2018年に逮捕。その決め手となったのは親類を探す系譜作成サービスだった。警察が犯行現場で採取した犯人のDNAをデータベースで検索したところ、複数の系図と合致。対象家族の中から身長、年齢、犯行時にカリフォルニア州に居住していたかなどをもとに犯人の男の割り出しを行った。
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