フランシス・コッポラ監督 『ゴッドファーザー PART III』を再編集 エンディングは別バージョン

米国のフランシス・フォード・コッポラ監督が映画『ゴッドファーザー PART III』の新バージョンの作業を終了した。『ヴァニティ・フェア』誌が同監督と映画スタジオ「パラマウント・ピクチャーズ・コーポレーション」の発表を引用し報じた。
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コッポラ監督は、映画の序盤とエンディングを変更し、また、いくつかのシーンの再編集と、映像と音響の復元を行なった。

史上初、ロボットが映画の主役に
新バージョンのタイトルは『マリオ・プーゾのゴッドファーザー コーダ:マイケル・コルレオーネの死(原題)』。

パラマウント社は、同作品の30周年となる12月に新バージョンの『ゴッドファーザー PART III』を一部地域で限定公開する。その後、作品はストリーミングプラットフォームとDVDでリリースされる。

映画『ゴッドファーザー PART III』は、コッポラ監督の『ゴッドファーザー』3部作のなかでもっとも不完全な作品とみなされている。特に監督の娘である女優ソフィア・コッポラの演技が批判の対象となった。

三部作の1、2作は1972年と1974年に公開され、全部で9つの「オスカー賞」を受賞したが、『ゴッドファーザー PART III』では、ソフィア・コッポラの演技に対しゴールデンラズベリー賞のワースト助演女優賞とワースト新人賞が授与される結果となった。

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