仮想通貨取引所クラーケン 米国初の仮想通貨銀行を設立へ

仮想通貨取引所クラーケンはサイトで、米国初の仮想通貨銀行を開設すると発表した。クラーケンは米ワイオミング州の銀行監督部門からライセンスを取得しており、仮想通貨銀行「クラーケン・ファイナンシャル」を設立できる運びになったという。
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クラーケン・ファイナンシャルでは、顧客は仮想通貨で請求書の支払いや給与を受け取れる他、仮想通貨のポートフォリオ作成などが可能になるという。

クラーケンによると、同銀行を利用できるのは現時点では米国市民のみだが、今後他の国々への展開も予定している。クラーケン・ファイナンシャルの目標は、従来の法定通貨と仮想通貨の間の「架け橋」を構築すること。

クラーケン・ファイナンシャルは、世界で唯一の仮想通貨銀行ではない。スイス金融市場調査局(FINMA)は2019年に仮想通貨銀行SEBAを、2018年には仮想通貨銀行Sygnumに銀行業のライセンスを付与している。

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