ナワリヌイ事件は国際法の侵害 ストルテンベルグNATO事務総長

NATOのストルテンベルグ事務総長はアレクセイ・ナワリヌイ氏の事件について国際法の侵害であるとして国際社会にこれに「大きな反応」を示すよう呼び掛けた。
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ロシアの反体制活動家が中毒症状を起こしたことをストルテンベルグNATO事務総長は「1人の人間に対する襲撃ではなく、基本的民主主義的権利への襲撃」と呼び、同時にこれは国際法の侵害だと強調した。

ロシア野党ナワリヌィ氏陣営、毒物「ノヴィチョク」検出を報告
 ストルテンベルグ事務総長は再びロシアに「事件の完全かつ透明な捜査」を行うよう呼び掛けた。

 ドイツ政府の発表によれば、ナワリヌイ氏は「ノビチョク」クラスの物質で毒殺未遂が図られたと報じられた。この物質は、スクリパリ氏への使用に関する調査結果で広く知られるようになった。

ドイツ政府のこの声明に対して、ロシア政府は、ノビチョク級の物質は多くの西側諸国も開発に取り組んできていると指摘している。

ナワリヌイ氏は今月7日に昏睡状態から脱し、10日には意識を完全に回復した。

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