プーチン大統領 国連総会の演説で国際社会に一連の提案

9月22日、プーチン大統領は第75回国連総会においてビデオ会談形式で演説を行い、国際的な意味を持つ一連の問題を取り上げた。
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プーチン大統領はコロナウイルスのワクチンは万人に手の届くものでなければならず、国連組織のメンバーにはロシア開発「スプートニクⅤ」は無償で保障することを提案し、こうした要請が幾度も入っていることを指摘した。このほかプーチン大統領はパンデミックという状況では貿易戦争を排し、制裁を受けない「グリーンコリダー」を食糧に対しても設けることを提案した。

またプーチン大統領は宇宙空間の軍事化禁止合意に支持を表明し、合意はすべての宇宙大国に法的拘束力を持つものでなければならないとの考えを示した。ロシアと米国の間の新戦略兵器削減条約の延長問題に関しては必ずや解決せねばならず、現在、米国側と交渉が行われていると語っている。

プーチン大統領は国際的な問題を解決する上での国連および世界保健機関の役割を強調し、ロシアからの支援を提案した。

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