日本で「アルクティカ」の建造が完成というニュースが報じられると、ツイッターでは「砕氷船には歴史があるらしい。シージャック対策で武装警官多数在中か」、「新アルクティカ級自体は今までの砕氷船隊の更新ではあるような」、「日本にとっても無関係ではない。北周り航路ができればヨーロッパと東アジア間の物流が変わり、北方領土の持つ意味がより増す」など様々なコメントが投稿された。
22220型砕氷船は、世界最大かつ最強のロシアの原子力砕氷船。その1番船となるのが、今回完成した「アルクティカ」。同型船は、ロシアが北極圏で主導権を握る上で重要な船となる。22220型砕氷船の全長は173.3メートル、最大幅は34メートル、満載排水量は3万3500トン。
同型船は北極圏で厚さ3メートルの海氷を破りながら進むことから、砕氷船以外の船がその後に続く形で航行できるようになる。
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