インフルエンザワクチン 需要増で北半球の一部の国は追加入手に苦慮

世界保健機関(WHO)は25日、インフルエンザワクチンの需要の増大から、北半球の一部の国ではワクチンを追加で入手することが困難になっていると発表した。ロイターが報じている。
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研究者らがインフルエンザの感染を抑えるウイルスを発見
WHOは新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行が起こる可能性を警告。米CNNによると、WHOは8月の段階でインフルエンザの予防接種を受けるように呼びかけてきた。

WHOのインフルエンザ担当部局のトップ、アン・モーエン氏は25日、国名は明かさなかったものの「一部の国では追加のワクチン入手に苦慮している」と述べた。

WHOは8月、南半球の国々では今シーズンのインフルエンザの流行は抑制傾向にあると発表。ソーシャルディスタンス(社会的距離)などの新型コロナウイルス感染予防対策の実施が、インフルエンザの流行を防ぐ役割を果たした可能性があると指摘していた。

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