デンマーク 新型コロナ感染リスクでミンク約100万頭を殺処分

デンマークで新型コロナウイルスが検出されたミンク約100万頭が殺処分される。イエンセン環境大臣の話をもとにロイター通信が報じた。
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同環境相によると、COVID-19は41のミンク農場で検出され、さらに20の農場にも感染が広がったと推定されている。感染クラスター半径8キロメートル内にある農場のすべてのミンクが殺処分対象となる。

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ロイター通信はイエンセン環境相の「私の主な任務は農場が人々に感染リスクを与えないようにすること。そのため政府はミンクの殺処分を決定した」との発言を伝えている。

デンマークは世界最大のミンク生産地で、国内には942のミンク農場がある。毛皮はデンマークの農産物輸出品目の上位を占めている。

新型コロナウイルス感染拡大リスクを原因とするミンクの大量殺処分はこれが初めてのケースではない。7月には約100万頭がオランダで、さらに約10万頭がスペインで殺処分された

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