トランプ大統領は6日、ツイッターに投稿した中で、野党・民主党が過半数を占める下院との協議には応じない姿勢を示した。
トランプ大統領は1兆6000億ドルの追加経済支援策を表明しているが、下院のナンシー・ペロシ議長(民主党)は2兆4000億ドルの拠出を要求している。
トランプ大統領はツイッターの中で、ペロシ議長は「管理が悪く、しかも犯罪率が高い民主党系の州を支援することを要求している」としたうえで、「これらの資金はCOVID-19に関係がない」、「彼女の交渉に良心はない」とし、協議の中止を明らかにした。
続けてトランプ大統領は、「協議を拒否し、私は国の未来を見守る」とつづった。
また、大統領選が終わるまで協議は行わないよう側近に命じたという。「私が勝利したら、すぐさま大規模な経済支援対策を発表し、汗を流す米国人と小規模ビジネスを支援する」とツイッターに投稿した。