新型コロナウイルス

新型コロナ モスクワの死者数が41人 病床利用率がひっ迫

モスクワ市では10月6日、新型コロナウイルスの感染により新たに41人の死亡が確認された。24時間あたりの死者数が40人を超えたのは6月18日以来、初めて。新型コロナウイルス対策本部の最新発表で明らかになった。
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対策本部の発表によれば、モスクワ市で新たに死亡が確認された41人の多くには基礎疾患があったという。これで新型コロナウイルスの感染によるモスクワ市の死者は合わせて5442人に達した。前日の死者は31人だった。

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モスクワ市のアナスタシア・ラコワ副市長(社会発展担当)は6日、国営放送「ロシア1」の番組インタビューに応じた中で、市内の病床利用率が上昇している状況に市民の注意を喚起した。インタビューの中でラコワ副市長は現時点で必要不可欠な医療施設に余裕はあるものの、「正直に言いましょう、病床数には常に限りがあり、無限に増やせるものではなく、終わりはいつかやって来る」と発言した。

ロシアで新型コロナウイルスの新規感染者数は過去24時間で1万1615人に達し、国内の感染者数は123万7504人となった。死者は2万1663人に達している。ロシアにおけるPCR検査実施回数は4800万件を超えている。

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