米大統領による暗殺計画は数十年来の手口=シリア大統領

シリアのバッシャール・アサド大統領は、リアノーヴォスチ通信からのインタビューに応じた中で、トランプ米大統領がアサド氏暗殺を指示しようとしていたことについて触れ、暗殺というのは数十年来、米国が用いてきた手口だと指摘した。
この記事をSputnikで読む

先に、トランプ大統領は、アサド大統領の暗殺命令を下そうとしたことを認め、計画が当時のジェイムス・マティス国防長官に反対されたことを明らかにしていた。

アサド大統領 エルドアン大統領をナゴルノ・カラバフでの紛争のイニシエータと呼ぶ

これについてアサド大統領はインタビューの中で、次のように述べた。

暗殺は米国の手口であり、過去数十年にわたり、世界の各地で実践されてきたことである。なんら新しいものではない。現在、紛争が起こっているシリアに対し、米国がそうした行動を起こすことは想定内である。米国はシリア領を占領し、テロリストを支援していることから、それは十分に起こりうることだ。仮にシリア側がそのような情報を入手していなくとも、それは明白なことである。

またアサド大統領は、米国が、自らの犯罪に対する責任から逃れられないような国際社会の仕組みがない限り、米国によるこのような残忍な行動や攻撃を抑制するものは何もないとし、現状のままでは、同じような犯罪が世界のさまざまな地域で繰り返されることになると強調した。

関連ニュース

コメント