世界初で最大の天文3Dカタログが完成 天空の4分の3を網羅

米国人研究者らが全天空の4分の3を網羅し、星、銀河、クエーサーの画像を写した、世界初の3D天文カタログ「PS1-STRM」を作り上げた。ハワイ大学のサイトが発表した。
この記事をSputnikで読む

カタログには自由なアクセスが可能。

星の誕生するエリアが驚くほど詳細に イータカリーナ星雲の映像が公開
ハワイ大学天文学研究所は、ハワイ島マウナ・ケア山頂にあるパンスターズ計画のパノラマ撮影用の高感度望遠鏡のシステムがとらえたデータを用いた。このシステムは天空の4分の3あるいは3万立方角をとらえることができる。

新たに算出されたデータを分析に応用した結果、パンスターズ計画のキャッチした30億個のオブジェクトのうち、どれが星で、どれが銀河または恒星のように明るいクエーサーなのかを判定した。銀河のためにはプログラムは銀河までの距離を算出した。その結果、およそ300ギガバイトの世界最大の3D光学多彩カタログが出来上がった。

関連記事

コメント