ロシアの学者らが新たな太陽観察装置を開発

ロシアの学者らが太陽観察装置を開発した。この新たな太陽粒子検出器は、太陽フレアの性質をより詳細に研究し、太陽放射からの宇宙船及び宇宙飛行士の保護強化などを可能とする。ロシアの学者たちの開発は、Journal of Instrumentation誌に掲載された。
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人工衛星を使いたくさんの太陽観測が行われているが、太陽によって生じる宇宙線についてはまだあまり知られていない。例えば、太陽フレアの粒子加速は何によって起こるのか、また粒子の加速やコロナからの放出、衝撃波においてその後加速する粒子がどこで、どのように形成されるかなどはわかっていない。

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新たな検出器は、これらのプロセスを明確にするために開発された。学者らはコンピューターシミュレーション手法を用いて直径3センチ、高さ8センチの小型シリンダーを組み立てた。センサーは、太陽宇宙線の粒子の流れを記録することを目的としている。

実験室テストでは素晴らしい結果が得られたという。

今後は、新たな検出器を宇宙で使用するのに適した電子機器の開発を目指す。

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