新型コロナウイルス

ジョンソン・エンド・ジョンソン社、コロナワクチンの治験を一時中止

米国のジョンソン・エンド・ジョンソン社は、開発を進めている新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験で、参加者の一人が原因不明の病気を発症したとして、治験を一時中止すると発表した。
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ジョンソン・エンド・ジョンソン社は、声明を表し、開発中の新型コロナウイルスのワクチンの治験において、参加者に原因不明の病気が起きたため、第3相臨床試験を含む、被験者へのワクチンの投与を一時中断すると発表した。

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発表によれば、病気を発症した参加者の体調は今後、規則に基づき、慎重に観察されることになる。またこの参加者の健康状態についてのさらなる情報は、必要なデータがすべて収集された後、発表されることになっている。

ジョンソン・エンド・ジョンソン社は9月23日に、ワクチンの第3相臨床試験を開始したが、この治験にはアルゼンチン、ブラジル、コロンビア、メキシコ、ペルー、米国、チリ、南アフリカ共和国のボランティアが参加することが明らかにされていた。ジョンソン・エンド・ジョンソン社は2021年初頭の供給開始を目指している。

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