ポーランド 5トンの世界大戦の不発弾 処理中に大爆発【動画】

ポーランドでは第2次世界大戦の5トンもの不発弾が処理中に大爆発を起こした。BBCが報じた。
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香港で第2次大戦時の不発弾処理
この爆弾はスヴィノウイシチェ市付近を流れる運河の底で発見された。スヴィノウイシチェは大戦当時の独海軍艦隊がバルト海にもつ基地の中では最重要基地に数えられており、幾度も大規模な爆撃を受けた。1945年4月、英軍はここに停泊していたドイツの軍艦をめがけて12基の「トールボーイ」(「地震爆弾」の異名を持つ)を投下している。

さく裂した「トールボーイ」は重さ5.4トン、長さ6メートルの大型爆弾。専門家らは今回の不発弾は第2次世界大戦からポーランドに残されている爆弾のうちで最大級と評価している。爆弾はさく裂しないまま地下12メートルの場所に眠っていた。

ポーランド艦隊のダイバーらは不発弾の爆薬を爆発を起こさずに燃焼させようとしていたが、成功のみ込みは半々とされていた。

​除去作業は最大限厳重な安全措置に順守して行われていたため、さく裂の瞬間、ダイバーらは安全な場所まで離れており、これによる負傷者は出ていない。作業開始前に付近住民750人は避難させられていた。

地震爆弾とは、航空機から投下される爆弾。高速で地面に到達し、爆轟の瞬間までに地中深く潜るため、爆発による局所的な地震を起こすことができ、これによって近隣の標的の建物を破壊することができる。

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