モスクワでドストエフスキーの『悪霊』が舞台化 新たな解釈の試み

モスクワのマーラヤ・ブロンナヤ劇場では10月21日と22日に古典作家、ドストエフスキーの長編小説『悪霊』が舞台化される。演出はマーラヤ・ブロンナヤ劇場のコンスタンチン・ボゴモロフ芸術監督。劇場の広報部が発表した。
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ボゴモロフ芸術監督の新作は原作の忠実な舞台化ではなく、ドストエフスキー作品を演出家として新たに解釈し、原作者と対話する試みになるという。

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ボゴモロフ芸術監督は作品に多様なジャンルを取り込んで仕上げた。作品には原作にはないシナリオも加えられている模様。『悪霊』の作品世界についてボゴモロフ芸術監督は「何世紀にもわたって変わることのない、ロシアにおける社会生活の実像」であり、「文明の精神的な危機であり、人間とヒューマニズムの危機」と評価している。

美術はボゴモロフ芸術監督と長年にわたってタッグを組んでいるラリサ・ロマキナ氏が担当し、劇場を代表する俳優らがキャスティングされている。

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