総合格闘技のハビブ・ヌルマゴメドフ選手 6日で8.5キロ減量 一人で体重計に乗れず

ツイッターのESPN MMAのページに総合格闘技UFCライト級チャンピオンのハビブ・ヌルマゴメドフ選手の計量の様子の動画がアップされた。同選手は米国のジャスティン・ゲイジー選手との対戦を目前に控えている。
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ハビブ選手は服を全部脱ぎ、主催者に特別なタオルで覆うように要請。その後、同選手は会場スタッフの腕につかまり、体重計に上がった。ハビブ選手は6日間で8.5キロの減量を行った。このことでハビブ選手は体力を消耗していると考えられる。

​ハビブ選手が試合前の減量で問題を抱えるのは恒例となっている。たとえば、2013年5月にはアビル・トゥルヒーヨ選手との試合前に規定の体重に落とすことができず、そのことから報酬の一部を相手選手に支払わなければならなかった。

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ゲイジー選手は誰の援助も必要とせずに体重計に上がり、短パンを脱ぐこともなかった。

こうしてハビブ選手は、対戦相手と同様、規定の体重をなんとかクリアーした。両選手の体重はまったく同じで、ライト級の規定ギリギリの70.3キロだった。

10月24日にアラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビでUFC254大会が開催される。大会はハビブ・ヌルマゴメドフ選手とジャスティン・ゲイジー選手との試合がメインを飾る。

32歳のハビブ選手は総合格闘技(MMA)の全キャリアで28試合を行い、全勝を維持している。ハビブ選手は2年前に米国のアル・アイアキンタ選手に勝ち、ライト級のチャンピオンベルトを奪取した。その後、同選手はアイルランドのコナー・マクレガー選手や米国のダスティン・ポイエー選手と対戦し、ベルトを死守している。

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