ローマ教皇 米国出身の初の黒人大司祭を枢機卿に指名

バチカンのローマ教皇(法王)フランシスコは枢機卿に黒人のウィルトン・グレゴリー大司教を指名した。NBCが報じた。米国出身の黒人の大司教としてはグレゴリー大司教はローマ教会史上初めて枢機卿に指名された。
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今回、ローマ教皇フランシスコが新たに指名した枢機卿は13人。ワシントン大司教区のグレゴリー大司教の他には、イタリアのマルチェッロ・セマラッロの他、ルアンダ、フィリピン、チリなどから選ばれた。11月28日にバチカンでの枢機卿の叙任式で就任する。

​グレゴリー大司教は初の黒人の枢機卿ではなく、これまでにアフリカ出身の黒人が枢機卿に就任している。

グレゴリー大司教はワシントンDCの大司教に就任する前は、アトランタ大司教を務めており、LGBTK社会を支援する存在として広く知られるようになった。

フランシスコ自身も、LGBTK社会の擁護者であり、前任のベネディクト16世とは異なり、同性婚の合法的容認を呼び掛けている。

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