プーチン大統領による野党政治家らの暗殺説に露国連大使が抗議

ロシアのワシーリー・ネベンジャ国連大使はウラジーミル・プーチン大統領が野党政治家らの暗殺に関与しているという趣旨の報道に強く抗議し、そうした説を「ほのめかすだけでも侮辱に相当する」と発言した。
この記事をSputnikで読む

記者会見に参加したネベンジャ国連大使は米CNNテレビの記者から、「どうしてプーチン大統領に反対の姿勢を示す政治家が射殺されたり、毒を盛られたりする件が頻発しているのか」と質問を受けた。

この質問に対しネベンジャ国連大使は次のように答えた。

いろんなことが世の中では起こるものだ。政治家を含め、人が殺される事態もある。いずれにせよ、どこかの国で政治家が殺害されたからといって、その国の元首がそうした殺害を命じたという根拠のない批判を行うものはいない……プーチン大統領がそうした命令や指令を発出したという、ほのめかしを行うだけでも私にとっては侮辱に相当する。

このようにネベンジャ国連大使は発言し、「そんなことは想像もできないし、ありえない」と語った。

米大統領による暗殺計画は数十年来の手口=シリア大統領

一方、様々なメディアでは暗殺を示唆する報道が日々行われており、国際社会は「このウイルスに感染」しているとしてネベンジャ国連大使は懸念を示した。そのため、プーチン大統領が毎週のように暗殺に関する会議を開いているという趣旨の記事を一般読者は鵜呑みにしているとコメントした。

こうした報道についてネベンジャ国連大使は「あまりにもくだらない報道で、コメントするにも値しない」とした。ただし、米国をはじめとする大国のメディアでは平然とそうした報道が行われている現状に抗議した。

そのうえでネベンジャ国連大使は現在の国際社会が置かれている環境を、「アフター・トゥルース・ワールド」(真実後の世界)と評価した。

関連ニュース

コメント