米研究者ら 男性特有 致命的な新病を発見

米国の研究者が男性に致命的となる新たな病気を発見した。VEXASと呼ばれ、致死率は40%にのぼる可能性があるという。詳細が「The New England Journal of Medicine」誌に掲載された。
この記事をSputnikで読む

同誌によると、新症候群が確認された人には自己炎症性疾患(遺伝子レベルの発熱)がみられ、血栓が形成されやすくなり、肺組織の炎症が起こるという。

シンガポールでデング熱による死亡者が過去最多に
研究者らは、患者にはUBA1遺伝子の変異がみられ、これまでに50人にそのような変異が確認されたと発表。実際の患者はもっと多いのでないかとしている。

研究統括で米国立ヒトゲノム研究所専門家のデン・カストナー氏は、この病気から患者を救う治療法はなかったと報告している。

NBCニュースによると、発症の原因はX染色体の変異という説がある。

関連ニュース

コメント