サハリン島の1945年の戦場で日本兵の装備品が見つかる

沿海地方の合同調査団体アビアポイスクは、1945年8月に日本との戦争で激戦が繰り広げられたサハリン島の北緯50度線周辺における野外調査で、日本兵の装備品を発見したと発表した。
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アビアポイスクは「かつての日本の陣地で鋼鉄製ヘルメット、有坂銃の薬莢と実包、ガスマスクの破片、弾薬盒、ウエストベルト、雨衣、ベルト用や剣帯用、背嚢用のバックル、生活用品など、大量の装備品や武器が見つかった」と発表した。

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なお、ソ連兵と日本兵の遺骨はまだ発見されていない。調査活動は今後、たくさんの雪が降るまで約1か月間続けられる。

戦場で見つかった犠牲者の遺物や所持品は、サハリン州の記念博物館「パビェーダ(勝利)」に引き渡される。

日本のハラミトフスキー要塞地域(ハラミトゲ)では、サハリン島南部の解放をめぐり、最も激しい戦いが繰り広げられた。要塞地域は大日本帝国軍の兵士5000人以上によって守られていた。1945年、要塞地域をめぐる戦いで双方の兵士およそ2500人が死亡した。

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