ジョニー・デップさんが敗訴 英紙サンを相手取った訴訟

俳優のジョニー・デップさんが、名誉棄損で英タブロイド紙サンを訴えた裁判で、敗訴した。サン紙はデップさんが元妻に暴力を振るっていたと報じ、デップさんはサン紙を名誉棄損で訴えた。ロンドンの裁判所は2日、サン紙の報道は事実だとし、デップさんの訴えを棄却した。
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ロンドン高等裁判所では、夏からサン紙を相手取ったデップ氏の訴訟の審理が開かれた。サン紙は2018年、デップ氏が元妻で女優のアンバー・ハードさんに暴力を振るっていたと報じた。ハードさんは、2016年に「身体的虐待で3日間苦しんだ」としてデップさんを非難している。ハードさんによると、当時デップさんは薬物を使用し、アルコールを大量に摂取していた。一方、デップさんは、妻への暴力を断固として否定している。デップさんとハードさんは2015年に結婚し、2017年に離婚した。

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アンドリュー・ニコル判事の判決文では「原告(デップ氏)は、名誉棄損訴訟の真実性を納得させることができなかった... 被告(サン紙とニューズ・グループ・ニューズペーパーズ)は、彼らの記事が主に正しいことを示した。被告が言及した14件の出来事の詳細と原告の論拠を検討し、このような判断に達した」と述べられている。

また裁判所は、デップさんによるサン紙への名誉棄損の賠償請求も棄却した。

デップさんは2019年、デップさんがハードさんに暴力を振るっていたと報じたザ・サン紙を名誉棄損で訴え、5000万ドルを請求した。

その後、ハードさんに暴力を振るったのはマスク氏だったなどのさまざまな報道がなされた。

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