「これ、もう冗談だけどさ、葬式の後に誰かが僕のところに来て、僕らの墓石の比較をし始めるよ。もう慣れちゃったから、悪意もジェラシーも何もないけどね。」
ヤグディン氏は、激しいライバル争いがなければ偉大な選手にはなれなかっただろうとして、さらに次のように語っている。
「僕らの間に憎悪など一切存在しなかった。でも選手としての争いが過熱すれば、いつだってそれはパワーをくれた。彼もそうだった。これは普通のことだ。」
ヤグディンとプルシェンコのふたりは大きな大会、世界選手権、五輪で激しく競い合った。そして2002年の五輪でヤグディンはプルシェンコを追い抜いた。
先日、歴史に残る偉大なフィギュア選手ベスト25が発表され、ロシアのメドベージェワ、プルシェンコ、日本の羽生結弦選手がランクインした。
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