報道によれば、新型コロナ感染者で重症化しやすい軽・中等症の患者に対する抗炎症薬として、通風の治療薬である「コルヒチン」の効果を検証する。同大学は、安価で安全な抗炎症治療が可能となることで、患者と医療機関双方の負担が軽減されるとして期待を表明した。
現在、新型コロナウイルスの治療は、主に抗ウイルス薬と抗炎症薬の2本柱で行われるが、抗炎症薬はまだ薬剤もないのが現状。今回の治験では、その開発を目標とし重症化の予防効果を検証するという。
治験は来年1月から5月まで予定され、県内外の約10医療機関に入院中の重症化しやすい軽・中等症の患者ら100人を対象に実施される。
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